ロードス島戦記〜灰色の魔女〜

『ロードス島戦記〜灰色の魔女〜』は、原作小説に基づいたロールプレイングゲームです。物語は小説の第一巻をベースにしていますが、雑誌連載と第一巻の内容も含まれており、D&Dルールに基づいて設定されています。また、ストーリーには国王カシューは登場しません。戦闘システムは、部隊を前衛と後衛に分ける迅速な野外戦闘と、マス目上でキャラクターを移動させて戦うRPGスタイルのダンジョン戦闘に分かれています。ゲーム内の国家の興亡は、特定のイベントを発生させるかどうかによって変化し、情勢画面の天秤が傾きます。天秤の傾き方に応じて、秩序の結末と混沌の結末という二つのエンディングが用意されています。 『ロードス島戦記II』と同様に、ゲーム内には「魔術師」という職業があり、すべての古代語魔法、精霊魔法、聖魔法を使用することができます。しかし、ゲームは約13レベルでクリア可能ですが、魔術師はすべての魔法を習得するためには40レベル以上に到達する必要があります。 Windows版ゲームのデータ、システム、画面などは『ロードス島戦記II』と同様に変更されています。イベントでは、NPCが『II』と同じようにパーティに参加します。キャラクター作成時の画像も『II』で使用できる2種類のうちの1つが使用されており、『I』からの独自の画像は削除されています。エンディングも一つに変更され、内容は小説の設定に基づいています。音響はMIDI形式に変更され、操作にはマウスを使用する必要があります。